「防災講座」の開催    

令和6年4月20日の午前中、「幸手の防災を進める会」による「防災講座」を開催しました。講師は「幸手の
防災を進める会」の会長と東武団地在住の方にお願いしました。「災害発生から3日間のとるべき行動とは」の
防災講座と「避難場所や避難所で役に立つグッズや備蓄品の紹介」という内容でした。
  ○災害発生から3日間のとるべき行動とは
     関東大震災の写真を見ると大勢の人が家財を運んでいた。家財より自分自身を守ることが大切。
        △避難場所 ――― 命を守る場所
    △避難所      ――― 生活を守る所
      入所時には「幸手市避難所運営マニュアル」をよく理解し活用する。
      幸手市では避難所に入れる人は約2割ぐらいしか入れない!。
  ・三角通信(遠方の知人を通すと連絡しやすい)が有効
  ・発生から2分⇒ 自分の身を守る、ヘルメット、感震ブレーカの活用など
  ・発生から2~5分⇒ 出口確保、火の始末
  ・発生から5~10分⇒ 安全な場所に避難、余震に注意
  ・発生から10~12時間⇒ 近隣の助け合い
  ・発生から12時間から3日間⇒ ライフライン、食料流通は途絶える。
    ライフラインの代替えと食料備蓄で2~3日は自分でしのぐ。
 ○ライフラインについて
   電気 ―― ブレーカを落す⇒懐中電灯、ソーラー発電
   ガス ―― 卓上コンロ
   水道 ―― 3日分の飲み水を確保、1日当たり一人3リットル必要
 ○災害時に役立つ備品、備蓄品について
    ・ローリングストック方式(食品は普段使いし、不足した時に買い足す)
  ・腐る原因は水と空気(防水、保管袋の活用)
  防災機材、備品など
   ・簡易トイレ(非常時に重要)、尿・便の硬化剤、驚異の防臭袋が有効、ヘルメット、
    ビニール袋の活用(防寒、カッパに使える)、新聞(保温)、携帯加熱セット、
    感震ブレーカ
   ・ポータブル太陽光発電・電池の活用、トランシーバ
  備蓄品
   ・羊かん、黒糖、飴、氷砂糖
   ・百均などで安価で役に立つグッズがいろいろある!
以 上

         [講座の様子]                                   


 

 

                                                         [防災機材、備品など]